むんじゅる節之碑




洞寺の門の横に、むんじゅる節之碑があります。

むんじゅる平笠
ちゅらむぬや
女童まちぢにちい据してい
花染みやう

花染み手さじや
前に結でい
二才惚らしむぬ
花染みやう


碑文
むんじゅる節の発祥地粟国島では、古くから島歌として照喜名節別名 さがや節 糸喜名節が歌い継がれてきている 明治中期頃仲毛芝居の地謡の一人が粟国島で照喜名節を習い 名優玉城盛重翁により雑踊りとして創作振り付けられ 清楚で優雅な踊りが好評を博し今日に至っている 歌は舞踊化された時に曲名 歌詞の一部 順序が変更されているが 照喜名節は次のとおりである

一 照喜名ちぢからよ うなや むんじゅる平笠がぶるなよ 津波古ぬ主ぬ前がなうち惚りゆんと
二 むんじゅる平笠ちゅらむぬや 女童まちぢに…
三 芋ぬうまさや唐かんた 米ぬうまさや畑米 神酒ちゅくてぃぬうまさや 白へえ唐かんだ

歌は 若者達の憧れであるむんじゅる平笠をかぶった純情清楚な乙女に 役人の津波古某が惚れ込んでしまうという内容を中心に 島の素朴な生活の様子が歌われ 昔の故里が偲ばれ意義深いものがある
 この歌碑は 先人が歌いあげた名歌を島の文化遺産として永遠に称え継承していく為に 村内外の皆様のご協力により実現した
歌碑建立により伝統芸能と村の更なる発展に寄与することを祈念するものである



なおこの一帯でのヤギのけいぼくや放し飼いは禁止されていますのでご注意下さい。


★むんじゅる節 島唄まじめな研究
http://taru.ti-da.net/e1980715.html





 
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