美織所




沖縄の伝統芸能、組踊の「仲村渠マカテ(またはマカト)」で、伊江島の美しい娘、仲村渠マカテと、伊是名島のイケメン松金との悲劇の恋の物語の中で、松金を慕って伊江島から来た仲村渠マカテが、この場所にある大きな岩の上に小屋を作り、松金の為に服を織った場所だという事になっています。ややこしいですが、伊是名の松金は、後に尚円王になる松金とは別人物です。




この説明文には載っていませんが、二人は伊江島の青年達の妬みにより、非業の死を遂げてしまいます。

★美織所物語(伊是名村ホームページより)
http://www.rik.ne.jp/izena/story/story3.htm#美織所物語





判りにくくて恐縮ですが、手前の岩場が「美織所」です。資料によっては、約10畳の大きさと書かれている物もありますが、せいぜい4畳半位。しかし、マンションが木造アパートになったからといっても、恋する二人には全く関係ありません。ここで、美しい海と、遠く伊江島の島影を見ながら、愛を育んでいったという事なのでしょう。



 
 
沖縄発!役に立たない写真集