内花橋公園




車でもオートバイでも自転車でも徒歩でも良いのですが、伊是名島を一周しようと北へ北へと向かうと、あなたはきっと「なんじゃ?こりゃぁ!!」と叫ぶに違いありません。もちろんあなたの出身地によっては「なんどすかぁ?」になったり「なんやねん?」になったり「おー!まいがー!」だったり「にいはお!」だったりするかもしれませんが、そんなことどうでもいいです。一体これは何なんだろうか?と誰もが思う、巨大で訳のわからない物件です。




正面に回ってみます。どうも顔みたいです。というか、顔です。マンガとかに出てくる魔物の住む山みたいです。意を決して入ってみる事にしました。


中はまるで洞窟、というか、妖怪の城の中といった感じです。何かの遺跡の様でもありますし、廃墟の様でもあります。




薄暗い廊下を歩き、急な階段を一歩一歩登り、やっと最上階に着きました。そこはオープントップな会議室でした。




ここからは、伊平屋島や野甫島や具志川島を遠望する事ができます。非現実的な施設から見る、非現実的に美しい風景・・・
やはりこれは展望台として作られた施設なんでしょうか。しかし、上の画像を見て下さい。右下とかに一部、岩みたいな物が写りこんでいるのが判ると思います。これ、この顔つき妖怪城のパーツなんです。折角の美しい風景を、フィルムに、記録メディアに収めたいと思うのは旅行者の常。しかし、不要なものは入って欲しくはありません。しかるにここは、風景だけを切り取ろうとすると、背が高い人でなければちょっと苦労するかもしれません。
となると、展望台ではなさそうです。ではこの施設は一体何なのでしょうか。やはり役場とかの会議室なんでしょうか。こういうところで会議をすると、素晴らしいアイデアとか浮かんできそうでけどね。でも、コピーとかお茶とか用意するの、大変そう・・・




 
 
沖縄発!役に立たない写真集